少しでも分かりやすく伝えたい論理ゲート
皆さんこんにちは!!
今回は論理ゲートについて解説したいと思います!
論理ゲートとは
論理ゲートとは1つ以上の入力を受け取り、特定の規則に基づいて出力を生成するものです!
真理値表について
「真理値表」という言葉も今回の記事では重要なワードなのでこれも一緒に説明していきます!
真理値表とはズバリ言うと、とある値が入ったときに何かしら値が出力される表のことを言います。
今回はこれも論理ゲートと一緒に表示して説明していきます。
各論理ゲート
それでは「AND」「OR」「NOT」「NAND」「NOR」「XOR」「XNOR」の7種類の論理ゲートについて説明していきます!
ANDゲート
まずANDゲートについてです。図と真理値表は上の写真の通りです。
ANDゲートは入力値全てが「1」の時に「1」が出力される論理ゲートです。
ORゲート
次にORゲートについてです。図と真理値表は上の写真の通りです。
ORゲートは入力値のどれか1つでも「1」が入力されていれば「1」が出力される論理ゲートです。
NOTゲート
次にNOTゲートについてです。図と真理値表は上の写真の通りです。
NOTゲートは入力した値と逆の値が出力されます。
「0」が入力されたときは「1」が、「1」が入力されたときは「0」が出力されます。
NANDゲート
次にNANDゲートについてです。図と真理値表は上の写真の通りで、NANDはNot ANDの略称です。
ANDゲートの先にNotゲートがついているのと同じものなので、ANDゲートと逆の出力をすればNANDゲートの出力になります。
例として、AとBの両方が「1」のときに「0」が出力され、どれかしらの入力値が「0」になったときは「1」が出力されます。
NORゲート
次にNORゲートについてです。図と真理値表は上の写真の通りで、NORはNot ORの略称です。
ORゲートの先にNotゲートがついているのと同じものなので、ORゲートと逆の出力をすればNORゲートの出力になります。
例として、AとBの両方が「0」のときに「1」が出力され、どれかしらの入力値が「1」になったときは「0」が出力されます。
XORゲート
次にXORゲートについてです。図と真理値表は上の写真の通りで、XORはeXclusive ORの略称です。排他的論理和回路や不一致回路とも言われ、入力値が異なったときに「1」が出力されます。
例として、Aに「0」、Bに「1」が入力されているときと、Aに「1」、Bに「0」が入力されているときに「1」が出力されます。
XNORゲート
最後にXNORゲートについてです。XNORゲートは一致回路ともいわれ入力値が同じときに「1」が出力されます。
例として、AとBの両方が「0」のときと、AとBの両方が「1」のときに「1」が出力されます。
まとめ
論理ゲートとは1つ以上の入力を受け取り、特定の規則に基づいて出力を生成するもので、「AND」や「OR」といった様々な論理ゲートがあります!
今回は説明していませんが、NANDゲートは組み合わせたり、応用したりするとOR回路やAND回路、XOR回路などの回路と同じ機能を持つ回路が作ることができます。NAND回路からの変換方法も覚えておくと基本情報技術者試験等で役に立つことがあります!